静岡高校の中でも謎の多い静岡高校工学部。その生態に迫る。

出場者全員に課題が与えられます。その課題の要求を満足するプログラムコードを正確かつ速く提出することを競う競技です。

例えば「長さの等しい文字列SとTが与えられるので、Sを並び替えてTと等しくできるか」という課題を考えてみます。あなたならどう解きますか？

例：T:abcd,S:cadb→等しくできる。/T:abcd,S:tqsb→等しくできない。

愚直に、Sの並び替えを全て求め、一つ一つ一致するかを判定するという方法が真っ先に思いつくかもしれません。しかし、S、Tが1000文字、10000文字となるとそれでは非常に長い時間がかかってしまいます。

この問題は、SとTをソート(昇順で並び替え)し、ソートした文字列が等しくなるかを判定することで簡単に解くことができます。並び替えて等しくなる文字列の組ならソートしても等しくなります。逆に、等しくならない文字列はソートしても等しくなりません。

競技プログラミングは「プログラミング的思考」を楽しく深めることができ、独学でも十分知識をつけることができます。プログラミングをしてみたいけど、やりたいことがない！という方は競技プログラミングの沼にはまりましょう！「AtCoder」というサイトで毎週コンテストが開催されているので参加してみてはいかがですか？